きのくにICT教育2019 8回目

8回目は完成披露に向けての仕上げ作業です。

車体に距離センサーを取り付け、プログラムで車の動きを制御できるようにします。

 

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先生の作成された見本車の走行を観賞

最初に先生の作成された見本車のデモ走行です。

前方に付けた距離センサーによって、壁の手前で止まってバックするプログラムになっています。

やはり自分で判断して動くロボット的な物は興味を引くようで、生徒さんは楽しそうに観察していました。

 

見本車は車体の構造や配線を1から作り直しており、その手順を記載した説明書に沿って各班の車、並びに記者が担当する教師班の車も同様の修正を行っていきます。

 

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見本車の綺麗に整理された配線

実験と異なり、実際に走行させるとなると、Arduino用の電池、モーター用の電池をそれぞれ搭載する必要があります。

また、センサーは適切に動作するように車体に取り付け、車内のブレッドボードまで配線を伸ばす必要があります。

 

各班頑張って作業していたのですが、作業量が多く、時間内に完成しませんでした。

記者も組み立てで手一杯で、生徒さんのお手伝いができず、申し訳なかったです。

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苦戦している班をサポートする講師

記者は持ち帰って数日苦戦し、ようやく動作する所まで漕ぎつけました。

先生からいただいた見本のプログラムを改造し、障害物発見時には、後進、旋回等、数パターンの動作をランダムで行うようにしてみました。

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教師班の車は記者の趣味で戦車になりました

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戦車のフレーム内に収まるように配線を工夫しました

次回は各班の車体も完成しているものと思われますので、センサーの入力を使って自由に車を走らせるプログラミングを行う予定です。