きのくにICT教育2019 4回目
4回目は本年度の目標であるセンサーによる自動制御の基本を学びました。
使用したセンサーは光センサーです。
オレンジ色の小さなくらげのようなものが光センサー、
黒い板に足が3本生えているものがMOSFET、
茶色いのが抵抗、
黒いのが発光しないダイオードです。
ダイオードは向きがあるので、取り付ける際には注意が必要です。
下に電池ボックスがありますが、これも取り扱いには注意が必要です。
電池は繋ぐとすぐに電流が流れてしまうので、実はとても危険なものです。
生徒さんは意識せずに通電したままブレッドボードの配線を弄ったり、配線についてもプラスもマイナスも黒い線で繋いだりするので、その指導が課題になっています。
光センサーの仕組みについて回路図を描いて説明します。
光センサーは当てる光の照度によって抵抗値が変わるようになっています。
今回使用したセンサーは一番明るい場合で抵抗がほぼ0Ω、暗い場合で1MΩの値になります。
抵抗が変わる事で、アナログ入力で計測する電圧値が変化する仕組みになっています。
教室の照明だけでは照度が足りないので、記者が持っていた自転車ライトで照らしました。
暗い状態はセンサーを覆って実現しました。
生徒さんは明るさによってモーターの速度が変わる様子を興味深く観察していました。
今回は身近に沢山あるセンサーの仕組みを学ぶ事が出来、普段意識せずに使っている記者にも勉強になりました。
センサーの入力を使って様々な応用が出来そうで楽しみです。