きのくにICT教育2019 5回目
5回目は前回作った光センサーとモーターの回路を使い、センサーに当てる光によってどのようにモーターを動かすかのロジックを学びます。
予習する時間が無いので、説明を聞くと直ぐ演習に入ります。
その為実行する課題を間違えたりもしますが、講師等が班の机を回って軌道修正などのフォローを行います。
モーターを動かす為に電池を使用するため、電池に起因するトラブルも発生します。
この班は電池の電圧をテスターで測ってみた所、動作に必要な電圧を下回っていたため、電池を交換しました。
最初に部屋の照明下の場合、ライトで直接照らした場合、手で覆った場合、完全に暗くした場合のセンサーの値を控えておき、それらの値を使って、照度とモーターの速度が連動するプログラムを作成します。
生徒さんはライトの照らし方を変えてみたり、モーターに羽根を付けて回転速度が分かりやすいようにしたり、色々工夫しながら理解に勤めていました。
次回は距離センサーの学習を行い、いよいよ車体の作成に取り掛かる予定です。
きのくにICT教育2019 4回目
4回目は本年度の目標であるセンサーによる自動制御の基本を学びました。
使用したセンサーは光センサーです。
オレンジ色の小さなくらげのようなものが光センサー、
黒い板に足が3本生えているものがMOSFET、
茶色いのが抵抗、
黒いのが発光しないダイオードです。
ダイオードは向きがあるので、取り付ける際には注意が必要です。
下に電池ボックスがありますが、これも取り扱いには注意が必要です。
電池は繋ぐとすぐに電流が流れてしまうので、実はとても危険なものです。
生徒さんは意識せずに通電したままブレッドボードの配線を弄ったり、配線についてもプラスもマイナスも黒い線で繋いだりするので、その指導が課題になっています。
光センサーの仕組みについて回路図を描いて説明します。
光センサーは当てる光の照度によって抵抗値が変わるようになっています。
今回使用したセンサーは一番明るい場合で抵抗がほぼ0Ω、暗い場合で1MΩの値になります。
抵抗が変わる事で、アナログ入力で計測する電圧値が変化する仕組みになっています。
教室の照明だけでは照度が足りないので、記者が持っていた自転車ライトで照らしました。
暗い状態はセンサーを覆って実現しました。
生徒さんは明るさによってモーターの速度が変わる様子を興味深く観察していました。
今回は身近に沢山あるセンサーの仕組みを学ぶ事が出来、普段意識せずに使っている記者にも勉強になりました。
センサーの入力を使って様々な応用が出来そうで楽しみです。
きのくにICT教育2019 3回目
2回目は講師が体調不良で急遽記者が代理を行ったため、写真を撮る余裕がありませんでした。
3回目はアナログの入出力の勉強です。
生徒さんはソースコードの重要と思われる部分にマーカーで線を引いたりして、各々理解に勤めていました。
今回のソースコードに合わせてLEDを増設しました。
増設したLEDはアナログ出力によって明るさを変化させます。
今回はアナログ入力によって条件分岐するプログラムです。
条件分岐の考え方や、間違いやすい部分を指導します。
光センサーの入力値でモーターの回転速度が変化する回路の実演です。
手をかざすとモーターが回りだす様子を、生徒さんは興味深く観察していました。
次回からは駆動回路の作成に入ります。
さまざまなセンサーの入力値を元に自動で動作する車両を作成する予定です。
ガーデニング部活動報告
雑草の巣窟になっていたプランターを新しくしました
記者が出張が多いため、あまり水遣りの必要のない花を選んだつもりですが、
果たして長持ちしてくれるでしょうか
紫陽花はなぜか半額で購入する事ができました
周りの黄色い花は余り水を遣らなくても平気な花らしいです
ピンクの花は棘のある蔓です
花屋さんで聞いた名前を忘れてしまいました・・
周りの花は、これも乾燥に強い花らしいです
室内の苔は茶色くなってしまいました
ここでは以前はサボテンを育てていましたが、それも枯れてしまい、なぜかこの窓辺に置いた観葉植物は元気がなくなってしまいます
きのくにICT教育 最終報告
半年間のきのくにICT教育も3月14日で最終日を迎えました。
実際に動く物になると感動も一入です。
生徒さんが頑張って作成した車両をぜひご覧ください。
無事走行した3班の車両の走行風景です。
実習室の床に勾配があるようで、登りと降りで速度が変わっています。
1班、2班もあと一息ですので、今後の活動結果に期待します。
最終日はボタンを押す毎に走行と停止を繰り返すプログラムの実習も行いました。
言葉で書くと簡単ですが、プログラムで実現するには工夫が必要です。
ハード作成、ソフト作成のノウハウを短時間で伝えるのは難しかったですが、
生徒さんにとって少しでも得るものがあれば幸いです。